一生懸命跳ねるあいつとぬるいビール雷雲と滝はカマイタチより美しい

街角インタビューなどで、「偶然」について聞かれたら、アナタはどう返答する?「弟子」は、人によって受け止め方が全く違うなのかもね。

陽気に走る母さんと濡れたTシャツ

友達が、マンションのベランダにて、ミニトマトを作っている。
実がなったらトマトケチャップを作るらしい。
実は、しょっちゅう水をあげないし、ベランダでたばこをふかすので、彼女のトマトの環境はこれっぽっちも良くはない。
丸1日、水も肥料もあげてないという時期の、ミニトマトの様子は、緑色の葉がだらりとしていて、まるでしゅんとしている姿に激似だ。
可哀想だったので、水をたっぷりあげると、次の早朝には何事もなかったように復活していた。

そよ風の吹く週末の午後に友人と
人間失格をラストまで読んで、主役の葉ちゃんの想いも共有できるな〜考えた。
彼は生活するうえで少なからず抱いているポイントを、豊富に持ち合わせている。
そんな部分を、自身の中だけに隠さないでお酒だったり女だったりで、発散させる。
クライマックスで、飲み屋のママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と言う。
その部分で、主人公の葉ちゃんは要領が悪いんだと、絶対切なくなってしまう。

無我夢中で走る兄さんと草原

少年は真夜中の三時に目覚めてしまった。
夏休みに入って1週間くらいたった夏の夜だった。
暑さと湿気で寝苦しく、深く眠れなかったようだ。
せんぷうきはぬるい風しか送ってこず、ちっとも涼しいとは思えない。

寝れないし、お腹も空いたので、少年はカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を開け、肉と野菜のしたくを整え、料理し始めた。
空が明るくなってきた頃、台所からは、芳ばしいカレーの香りが漂っていた。

のめり込んで吠える兄さんと濡れたTシャツ
「富士には月見草がよく似合う」という名言を残したのは小説家の太宰だ。
太宰治は、バスで、御坂山塊を越えて、現在の甲府まで向かうところだった。
同じバスで偶然にも一緒になったお婆ちゃんが「月見草」とつぶやく。
その一声で、振り返った太宰の視界に入ったのが月見草、同時に名峰富士である。
富岳百景のこの話は、富士を語るときに欠かせない。
他にも文芸に登場する、3776mの名山だ。
どの位置から見てもおんなじように綺麗な形をしているために、八面玲瓏という表し方がぴったりだと言われる。
そうかもしれない。
私が感動したのは、春の季節の名山、富士山だ。

自信を持って体操する姉ちゃんと突風

そんなに、テレビドラマは見ないが、このごろ、それでも、生きていくを逃さずに視聴している。
加害者の両親と妹と殺された小さな子の両親と兄達が出会ってといったストーリーの流れで、常識的にいってあるはずがないストーリーの流れだ。
被害者の家族と加害者側の親兄弟のどちら側も不幸なストーリーがえがかれている。
内容の中身はとっても暗いのだけれど、しかしその分、映像の色づかいはきれいなようにされている。
花や緑や自然の映像がすごく多用されていて、牧歌的と表現していいのかきれいな映像が大変多い。
この後、話がどうなっていくのか想像がつかないけれど、少しでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

月が見える土曜の午前にお酒を
3年前、体の状態が悪い上に、食事と、眠りの中身が良くなかったので、シミが増した。
このままではマズいと思い、生活習慣を意識し、肌に役立つ事をやってみようとリサーチした。
そこで勧められたのが、アセロラジュースだ。
今に至るまで結構飲む。
あのレモンよりもビタミンCがたっぷり入っているという。
コンディションとビューティーは何と言っても果物から作りだされるのかもしれない。

のめり込んで大声を出すあなたと季節はずれの雪

夏は生ビールがめっちゃおいしいけれど、近頃あまり飲まなくなった。
30前は、どんな量でも飲めたのに、年とともに翌朝にお酒が残るようになって少ししか飲まなくなった。
ビアガーデンにも社会人になった頃はたいそうあこがれ、行くのがとっても楽しみだったけれど、仕事のつきあいで嫌になるほど行って、私の中では、現在、印象が悪い。
しかし、取引会社との付き合いの関係でとっても久しぶりにビアガーデンに行った。
すごく久しぶりにおいしかったのだけれども、テンションが上がってすごくお酒を飲みすぎて、やはり、翌朝に残ってしまった。
次からは、飲みすぎないようにしようと思うけれど、飲み出したら、なかなかとまらない。

前のめりでお喋りする兄さんと読みかけの本
作家、江國香織の文庫本に登場する女性は、なんとなくクレイジーである。
例えば、落下する夕方の華子。
他にも、きらきらひかるの笑子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠された性質を、大げさにして表した結果なのだろうか。
最高にクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
奇跡的に迎えに来るかもしれないあのひとを待ち、高萩や今市に引っ越す。
あのひとを忘れることなく、絶対会えると確信して。
最後には「ママは現実を生きていない」と、娘に告げられるが、葉子にはそこまでピンとこない。
ここが、このストーリーの一番クレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子には絶対に座りたくないけれど、神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど綺麗でせつないヒロインが大大大好きだ。

じめじめした仏滅の早朝に足を伸ばして

近くのスーパーで夕飯の買い物をしていた。
冷食コーナーで、ドリアを選んでいた。
いろいろ探していたら、韓国文字で記載されている箱を見つけた。
じーっとみると、トッポギだった。
この秋、釜山へ向かった時に、何度も韓国まで旅行している先輩に教えてもらったのがトッポギだ。
日本でも冷凍食品になって、トッポギが発売されてるなんて、びっくりだった。

凍えそうな祝日の夕暮れにこっそりと
新人の頃、知識がなく、ちょっとした厄介なことをひきおこしてしまった。
心配しなくていいといってくれたお客さんたちに、挽回の方法も考え出せず、号泣してしまった。
同じく新人らしきお客さんが、ドトールのマキュアートをプレゼントと言ってくれた。
トチって2個頼んじゃってさ、と話しながら違う種類の飲み物を手に2つ。
背が高くて細身で、とても親切そうな顔つきをした良いお客さん。
嬉しかったな、と思い出す。